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2003-12-08 キングゲイナー
_ 敗北
このblogは本編の日記で下劣丸出しな自分に対して少なからずのフォローを行うため、高尚な内容をメインにするつもりだった。しかし、この項目のお陰で水泡に帰す。ガッデム。まあ、自分の主たる暗黒面、少女漫画やらエロ漫画やらが俎上に昇ることは時間の問題だったと思われるので無駄な努力であったと云えよう。
では、まず登場人物に関して述べながら、その魅力を語っていこう。
_ ゲイナー
主人公。この物語はゲイナーの成長を主軸に据えている。同時にこの作品が持つ魅力は彼を中心とした人間関係の成長の面白さにある。巻き込まれ型主人公にありがちな、少しナイーブな性格を持ち合わせてはいるのだが、鬱陶しく苦悩することは無いし、寧ろ前向きな性格であるところが面白い。ゲインから刺激を受けながら現状を打破していく姿は、見た目以上に積極的に映る。
更に、この成長物語は彼の成長という主旋律と、共に奏でられる二つの副旋律のハーモニーで構成されている。
_ ゲイン
ゲイナーをエクソダスへと巻き込み、厳しく接しながらも彼に生き抜く力を吹き込んでいく、いわば師匠役。初めは親子のような関係が、兄弟のような信頼感へと収斂していく。これが、一つめの副旋律だ。
_ サラ
自分が異性に愛されやすい事を自覚しているヒロイン。それは、孤児であるという境遇が、彼女に自らの武器を自覚することを余儀なくさせたことが背景にある。
ゲインがゲイナーを育てる側だとしたら、サラは成長していくゲイナーに次第に惹かれていく側だ。ゲイナーを励ます彼女の声に少しずつ愛情が灯っていくさまは、恋愛ウオッチャーとしては胸が高鳴る光景だ。二つ目の副旋律である。
_ シンシア
メインキャラの中では最も遅く登場する彼女だが、実は彼女を含め主要な役者は1,2話の時点で全て紹介されている。彼女の存在は云うなれば通奏低音である。
サラがゲイナーに惹かれる立場、つまり恋人役であるとしたら彼女は親友の役である。顔は出さないが、ゲイナーの心の支柱として初回から存在し、後半には逆にゲイナーとサラが彼女の支えとなる逆転の構図が面白い。
_ アナ
実は最も大人なキャラ。まとめ役をこんなガキにやらせるところがイカレているし、イカしてる。
_ アデット
この作品には登場人物の家族が殆ど登場しない。彼女には家族がいるらしいのだが、それも登場しない。代わりに、彼女はこの作品の登場人物たちが徐々に家族のような結束で繋がっていくことを示していく。ゲイナーと家族であることを確認する16話などは最たる例だ。家族を失った者たちが次第に新しい家族を築き上げていく。それが、キングゲイナーを包み込む大きなテーマだ。