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2003-10-28 大友良英
_ [Music] 大友良英
正直に云おう。私は当初、彼の出す音が苦手だった。そこからのめり込むのに三年の月日を要した。
GROUND ZEROを初めて聞いたとき、けたたましいスクラッチと改造ギターの神経質な咆哮に驚きつつも、その音の壁に完全に拒絶されている感じを覚えた。良くも悪くも衝撃的だったのだ。整合性と逆撫で、混沌とやかましさ。
それでも気になり続ける存在であったのだが、「革命京劇」が遂に発表される。これにはやられた。圧倒的な「情報量」を持つ音楽。情報と混沌を巧みに織り混ぜる手法だ。この作品から加速度的に彼の産み出す音楽に吸い寄せられていく。
「Panorama Paradise」。NOVO TONOという個性派集団の中においても、彼の音は屹立していた。いつもの苛烈極まる音と共に、「夢の半周」では美しいギターも弾いている。
「女人。四十」。初めて聞いた彼の映画音楽。メインテーマの美しさ、そしてリフレイン。いろいろな音で奏でられる旋律の妙なる響き。
そして、とどめが訪れる。
ONJQの「Live」、そしてサントラ「Blue」。この二枚は筆舌に尽くしがたい傑作だ。前者は緊張感に溢れた壮絶なライブ盤。乖離と邂逅が絶妙の時間軸で配され、一曲あたり十数分を一気に飲み干す。最後の「eureka」は強烈だ。ジム・オルークの美しい原曲のメロディを延々と繰り返す。しかし、そこにミニマルな感覚は微塵もない。どこまでも発散し、最後の瞬間にフィードバックノイズに帰するさまは「トランス」という言葉では表しきれない。クラブミュージックやファンクで得られる昂揚感を、フリージャズというフォーマットで作り上げたのだ。次の「Blue」は反対に、美しく穏やかな音像だ。狂おしいほどに無邪気で牧歌的だ。とにかく、美しいの一言。遠くで奏でられる音楽を眠りながら聞いているかのような、至福の世界。
今や、彼は私の最も注目する音楽家のひとりだ。第一印象と比べると、これこそ夢のようだ。
snort fioricet<br>fioricet discussions<br> <br><br>Leading cant is a 1998 series met in new zealand quoted on a eurotem by duncan sarkies.
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