Total Today Yesterday
創作の中から詩/詞のみを掲載したページです

2004-01-21 early works

_ 「崩れ出す」

渦巻いている拍手と雑音に
			崩される僕が居て、
渦を巻く夜、蹴り上げた破片は
			崩れ去る私。

グルグルと廻される、分離機の中 許されぬ存在は弾き飛ばされる ガラガラと崩される、煉瓦の塔は その内に瓦礫の中の砂と成り果て
血塗るだろう 煙草の様に 終わらない 紐の様
見えて居た筈の 堕ち行く僕の姿 私はその時、何時だって盲のフリ 星を見る様に、海を見る様に、分離機を見ていた
血塗りなさい 阿片の様に 戻れない 傷の跡
拍手と雑音に 崩される僕が居て 蹴り上げた破片は 崩れ去る私 激しくも煩くもなく、─だけど何時か 音のない二人だけど、…崩れ出す

_ 「ヒナ」

逃げ出そうとしている 口唇は崩れきった
あの舞台上で
帛を裂け、叫びたければ
「叫べないだろうけど」

雛が踊る 紅を散らして 紅が二つ 黒が一つ 二人の雛が舞う 何故だか分からない 何時の間に黒が見える 紅を拭う葉よ 舞う影を映してくれ 二人の口吻を 今此処に
決別した筈 あれは終わった 幻・覚・だ・現・実・は 現・実・だ・幻・覚・は 今も、雛が舞う、独りで、
叫ぼうとして崩れる 叫ばずに崩れ切った 皹の走る口唇から白い顔まで 弾け飛ぶ
現実は幻覚だ 幻・覚・ハ・現・実
紅が二つ、黒が一つ 紅が一つ、弾け飛んだ。

_ 「Stille≧Noise」

雨の音が 何時までも 耳にこびり付いた儘
私は生き続けて居る
気狂いの暗転

空を見るがいい 止められぬ カタストロフ 崩れた そして 千切れた
寂の中に生きた私 喧騒を知らぬ、私が見る絶対値 卵殻を破る事が無い
舌を挿し入れて 何を挿し入れて 私は何を産み出すのだろう 揃いも揃って 雑音ばかりだ
無駄な交配 劣等種の蛋白 何時までも 耳を塞いで居られない
今も耳の中で雨が刺さり続け 既に雑音にしか聞こえない

_ 「noises in the world」

Your noise, factor, air, earth

言葉は成る可く短めに
総体数は限られて居るのだから
noises in the brain, insect, worm, destroy
生命は成る可く安易に 扱われる筈のもので、 世界の上で思い上がる 存在ではない
時計の針が音をたて 世界中を埋め尽し 恰も世界が 自分の掌で回って居る様に 高笑い
足音が引き摺られ 世界中を埋め尽し 恰も世界を 神の踏み絵の様に 貶め、 空笑い
本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]
_ gato (2004-01-22 03:32)

自作の世界のバンド「glasad」の為に書いた歌詞。<br>高校生くらいの時、だろうか。または大学一年頃。<br>敢えて似た語彙のものを選んでみたが、ビジュアル系っぽさは良く出ている。


キロギロス since 2003