
2002年生まれ。
元々はゲームを意識して考えていた世界と、上に掲げた言葉がリンクして物語が生まれた。
終末から逃げ惑う人々と、終末に立ち向かう人々と、終末を見下ろす人々。絶望に脅えるのか、希望に縋るのか、現実に背を向けるのか。いつか、それらは一つ
に混ざることを余儀なくされる。立ち止まることは出来ない、という真理。
そんなことを考えながら書いている。

私の作るSF世界はドーム都市を舞台にしたものが多いがこれもそう。
しかし、この世界は三つの領域間の関係性を「砂漠」「死神の雨」をリンケージにして描いているのが異なる点。
「コロニスト」…砂漠世界を死神の雨を避けながら移動ドーム都市で過ごす人々。世界は既に終わっていて、余生を生き長らえていると云う厭世
感に抗いながら生活している。主人公の少年が此処に属する。
「スタティクス」…砂漠世界に僅かだけ残された緑の残る大陸で過ごす人々。自分達の生活できる場所を拡張しようと「死神の雨」に対抗すべく
研究を続けている。主人公の少女は此処に属していたが、ある理由から砂漠世界を放浪する旅に身を投じる。
「アーキセルフ」…世界が何故終わったのか、「死神の雨」とは何かを知り、スタティクスとは違う大陸で過ごす人々。世界はアーキセルフに
シュリンクした、と云う思想を持ち、現状を好転させる考えはない。スタティクスの一部にしか存在を知られておらず、コロニストには存在すら知られていな
い。